全日本教職員組合
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全教のとりくみ
【集会】2008/09/20
全教「職場活動の活性化、組織の拡大・強化をめざす全国交流集会」を開催!
1万人組合員加入の実現へ向け 第2期拡大月間の目標達成を! 
 
 全教は、9月20~21日の2日間、都内で「職場活動の活性化、組織の拡大・強化をめざす全国交流集会」を開催。全教の組織1割拡大、1万人組合員加入の実現への意思統一を行うとともに、職場活動の前進、組織拡大・強化のとりくみの飛躍への契機とすることを目的としたもので、全国の支部の代表487人が参集し、組織拡大・強化について交流討論し、重要な到達点を築きました。


組織の拡大・強化へ並々ならぬ決意で! 
 
 開会あいさつした米浦委員長は、「全教が職場・現場に密着し、職場で活動している支部の代表500人規模で討論することははじめてのことであり、そこには並々ならぬ思いを込めている」と組織拡大・強化へ向けた全教執行部としての意気込みを強調。「子どもと教育を守り、希望をもてる未来、社会をつくる大いなる力を私たち教職員は持っている。そのことに私たちは確信と自信を持って、職場活動の活性化と全教組織の拡大・強化に努めよう」と訴えました。
 基調提案を行った杉浦全教組織局長は、全教への組合員加入の特徴と教育と職場をめぐる情勢の特徴について解明。「職場の状況が全教の拡大・強化と出番を求めている」とし、職場からの全教運動と「職場からみんなで増やす」状況をつくり、組織拡大の飛躍を生み出そうと呼びかけました。
 初日の全体会では、「青年と労働組合・教職員」と題した特別企画で、首都圏青年ユニオンの清水文美さん(『SHOP99』元店長)と東京と大阪の青年教職員が「私は何故組合を選んだのか」について発言。それらの発言を受けて浦野東洋一帝京大学教授による「情勢の特徴と、開かれた学校づくりの可能性」と題した講演を行いました。
 また、数年間に及ぶとりくみからの総括的教訓として、以下の特別報告を行いました。
 
○「参加型組合活動への転換と、職場発の運動をどのように前進させてきたか」岡山高教組:岩佐仁志さん
○「すべての運動は人とのつながりから」埼教組:寺内和子さん
○「青年教職員とともに、教職員組合運動の未来をひらこう」大教組:杉本琢哉さん
○「若手が担い、つながって育つ私学運動をめざして」全国私教連:小村英一さん
 
 2日目、9つの会場で行われた分散会では、職場活動と職場からの拡大、少人数分会の活性化、青年のとりくみを3つの柱に、27本の報告をもとに交流・討論がすすめられました。各組織の実態から生み出された数多くの具体的な工夫や教訓は、全国の仲間に感動と確信を共有させるものとなり、全教の第2期拡大月間(10~11月)の目標達成に向け、重要な第1歩となりました。
 

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なぜ組合を選んだか?――特別企画「青年と労働組合・教職員組合」 
 
 集会では、組織の拡大に向けてとりわけ青年教職員を重視。「青年と労働組合・教職員組合」と題して行った特別企画で、首都圏青年ユニオンの清水文美さん(『SHOP99』元店長)が「私は何故組合を選んだのか」と題して報告。「コンビニの店長をやっていたが、人不足で仕事が大量に押し寄せて来る。1年2カ月でうつ病になり、休職に追い込まれた」と〝自分ではどうしようもなくなった〟経緯から、「選ばざるを得なかった」組合との必然的な出会いを語りました。また、「嵐の中では団結するしかない。団結することによって職場の環境を良くすることができる。自分たちの権利を守ることができる」と組合への思いを語り、「コンビニやファーストフードなど長時間労働は当たり前になっている。仲間に支えてもらい、自分だけのことではないとの思いで裁判をしている」と自らのたたかいを紹介しました。

 
待たれている新採用教員への働きかけ! 
 
 続いて青年教職員から報告。小学校の教員になって2年目の東京の青年は、新採時に管理職から執拗なパワーハラスメントと退職強要を受けたことについて、都教組が親身に相談にのってくれたことから信頼を寄せて加入した自らの体験を紹介。「自分自身が生き延びていく手段や方策を他に持ち合わせていなかった。組合との出会いは必然であり、組合を選んだのは正しいことだった。組合がなければいまの私はない」と述べ、組合について「私にとって駆け込み寺」「はたらく者にとっての命綱だ」と力を込めました。自ら味わった経験から「一人でもパワハラ被害者を救いたい」と青年部の役員になった決意を語りました。
 条件付期間終了時の退職強要や免職などで退職せざるを得ない新採用教員が増えている状況にあって、この報告は多くの職場にいまだにある「条件付採用期間中は組合に入らない方がよい」という考え方がいかに間違っているか、全教からの新採用教員への働きかけがいかに待たれているかを明確にしました。

 
組合にいくと元気をもらえる――組合は心の安定剤 
 
 小学校の教員になって4年目の大阪の青年は、「組合に入ってプラスになったこと」として、以下について述べました。
① 青年部でクラスや保護者、教育実践のことを同世代の青年と語り合い、学習会で先輩の実践を聞く中で、成長の過程として子どもをとらえること、一人ひとりの子どもにとって居心地の良い学級づくりなど、たくさんのことを学んだ(自身の子ども観が育まれた)。
② 「失敗は許されない」との考えから、仲間と語り合い実践を聞く中で、「失敗を活かして学年の先生や保護者と協力してつくりあげていくもの」と考えられるようになった(教師としての自己肯定感の育ち)。
③ リーダーがぐんぐん引っ張るのではなく、みんなで出し合う課題を活かしていくこと、自分たちで決めたことがあるからやりがいがあり、より良いものにしようという計画性が生まれてきている(自分たちで考え、作り出すことの良さ)。
④ 若い教師は上から降りてきたものに決まったことだから、言われたことだからと振り回される。組合で話を聞く中で、子どもにとってどうなのか、視野が広がり、制度や管理的な教育政策の矛盾に気づくようになった。
 
 最期に「いろいろしんどいことがあっても、リセットして毎日子どもと笑顔で出会える」ことをあげ、「組合にいくと元気をもらえる。組合は心の安定剤」との仲間の言葉を紹介し、「つながりの大切さ、仲間意識を実感している。目の前の子どもについて、学年、学校、教師集団としてとりくむ大切さを学んだ。組合に入ったのは全教のベテラン先生が素敵だったから。私もいつかこんな先生になりたいと思った――現場の青年は、子どもについて本気で考え、毎日地道に教育実践に励む、全教の先生方を通じて全教の姿を見ている。一人ひとりのベテランの経験にもとづく教育観に青年は心を動かされている。そんな頼れる背中で、職場でがんばってほしい」と結びました。

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