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声明・見解・談話
【談話】2013/01/11
◆文科省「平成23年度公立学校教職員の人事行政状況調査」について全教書記長が談話 全教の今谷賢二書記長は、文部科学省「平成23年度公立学校教職員の人事行政状況調査について」(2012年12月24日)について、「教職員のメンタルヘルス問題を生み出している管理と競争の教育政策を転換し、長時間勤務の解消にむけた抜本的な施策の実施を求める」と題した談話を、1月11日発表しました。 ![]() 文科省の発表によると、2011年度の教職員の病気休職者数は8544人(前年度比116人減)で、うち精神疾患は5274人(前年度比133人減)となっています。病気休職および精神疾患における若干の減少があるものの、6年連続で精神疾患が病気休職者の60%を超えている「高止まり」状態は、異常です。また、2011年度の新採教員で、条件付採用期間を経て正式採用とならなかった者は315人で、うち103人(前年度比12人増)が精神疾患で退職しています。 子どもたちとふれあい、その成長にやりがいを感じている一人ひとりの教職員を支えるためには、第1に政府・文科省が教職員に対する管理統制を強めるのではなく、教職員が子どもたちの教育に専念できる権利と自主的な権限の保障を内容とする条件整備をおこなうこと、第2に文科省と地方教育委員会の責任で事務作業、会議や調査研究などの軽減をおこない、子どもたちと直接ふれあう時間を奪っているさまざまな業務の精選をおこなうこと、第3に、OECD平均程度の抜本的な教職員増をおこなうとともに、「公立の義務教育諸学校の教育職員の給与等に関する特別措置法」を改正して、病気休職の背景にある恒常的な長時間過密労働の根本的な是正に踏み出すことが必要です。 ![]() 《関連項目》 ■全教のとりくみ 【要請】2012/12/12 最高裁判決を受けて、文科省に緊急の申し入れ ――教職員の政治活動を敵視する不当な通知を撤回せよ 【交渉】2012/03/16 全教青年部文部科学省交渉 【集会】2012/03/14 全教が12春闘要求書にもとづく文科省交渉 【大会】2012/02/18~19 父母・国民とともに憲法に立脚した民主教育を 全教第29回定期大会を開催 【行動】2012/02/10 12春闘2・10中央行動 要求実現へ、全国から7000人 ■声明・見解・談話 【談話】2012/12/12 最高裁判決を受けて、文科省に緊急の申し入れ ――教職員の政治活動を敵視する不当な通知を撤回せよ 【談話】2012/03/23 大阪府議会での「教育基本条例案」採決強行に抗議する 全教今谷書記長が談話を発表 【談話】2012/03/08 憲法と子どもの権利条約の精神が生きる学校と社会を実現するために 大阪における政治と教育のファッショ的支配を許さない共同を広げよう -「2条例案」の撤回を求めます- 【談話】2012/02/15 思想・良心の自由を侵害し、労働基本権を蹂躙する 「労使関係に関する職員のアンケート調査」の撤回、即時中止を求める 【談話】2011/12/27 文科省は教職員を病気休職に追い込まない施策こそすすめるべき ■専門部のとりくみ 【女性部】2011/06/20 女性部いきいきニュース259号 要求実現に向けて奮闘 【養護教員部】2010/07/12 「保健室からの発信 2010夏の全国学習交流集会in島根」のご案内 【養護教員部】2010/06/22 すべての子どもたちに養護教諭との出会いを-養護教員の大幅定数増を求める署名 ■署名・ビラ・資料 【ビラ】2010/04/13 あなたの働き方を考えてみませんか! ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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